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養護教諭と看護師の給与の違い

医療や健康に携わる職種は様々あり、看護師と養護教諭もそのうちの一つです。養護教諭と看護師の仕事は、ほぼ同じように感じる人もいますが、働く場所も異なれば、仕事内容、給与や待遇なども大きく異なります。学校の保健室にいる養護教諭は、怪我や体調不良の対応をするだけではありません。生徒の健康管理と保健指導をすることも仕事に含まれており、健康診断や予防接種のスケジュールを組み立てることも仕事です。一方で看護師は、病院やクリニックなどで医師の指示のもと、患者の治療の補助や対応をすることが仕事といえます。養護教諭はあくまでも学校の中に限られる点が大きな違いといえるでしょう。
養護教諭と看護師は、給与や待遇でも異なります。養護教諭は、生徒の怪我の治療や健康管理を行いますが、教師の一員です。そのため、給与は公立学校に勤務するならば地方公務員として各自治体の給与形態に沿った金額の給与が支払われることになります。おおよそ初任給は20万円で、扶養手当や住居手当などの各種手当がつきます。勤務期間が長くなれば給与もアップするでしょう。私立学校の養護教諭だと、待遇や給与はそれぞれ異なりますが、おおよその場合非常勤からのスタートです。一方で、看護師の平均年収は医療施設によって異なりますが、400万円から600万円ほどとなります。夜勤に入れば夜勤手当がつくので、より高い給与となるでしょう。同世代の平均年収よりも高いとされていますが、その責務の大きさから決して楽な仕事とはいえません。